こんにちはヽ(^o^)丿「せかい」クラスの月いち講師・はらみづほです。
今日で今年度の私のクラスは最後なので、総決算として、
自分というせかいをいろんな角度から見つめて表現してみるために、
一人一人の「せかい遺産BOOK」をつくることにしました。
まずはいつもの「正座でごあいさつ」をして…
そのあと自分のせかいをじっくり振り返りながら、
色とりどりのカードに以下のことを書いてもらいました。
◎茶色:自分遺産(自分が思う、自分の好きなところ、いいな~と思っているところ)
◎青色:着るもの遺産(大好きなお氣に入りの服)
◎水色:食べもの遺産(大好きで人にも教えたいもの)
◎黄緑色:モノ遺産(大切な宝物)
◎黄色:コト遺産(やると嬉しくなる大好きなこと)
◎オレンジ色:場所遺産(大好きで大切な場所)
◎ピンク:人遺産(大好きで大切な人)
◎赤:夢遺産(なりたいもの、やってみたいことなど)
自分の「せかい遺産」と言えるくらい大切なものごとの洗い出しは、
自分が何を大切だと思っているのかをじっくり見つめ直す、
心と記憶の整理整頓時間。
「自分にとって大切なもの」を自覚することは、
自分と自分をとりまくせかいを観察・理解して、
「ありがたいな~!」と幸せを感じ、
あらためて大切にし直すことにつながります。
地球にいろんな部分があるように、
地球の分身である私たち人間一人一人にも色とりどりのいろ~んな部分があり、
私たち自身や私たちのくらしは、数えきれないモノ・コト・記憶でできている。
「大切に残していきたい宝もの」である「遺産」
をキーワードに自分のせかいを振り返ってみると、
自分への愛しさや身の回りのものごとへのありがたさが
自然とあふれてくるんだなぁ~!と、
私自身もこのワークをやってみて実感しました。
ちなみにこれは、私の「着るもの遺産」の一つで、
昔の日本人の「粋」が見て取れる、裏地に派手な柄布が使われている羽織。
正絹なので手触りもなめらかでサラサラと心地よく、軽いのに暖か。
これを洋服と合わせて着ていると、
「ステキね!」と声をかけられることが多い自慢の一着です。
みんなに見せたくて着てきた服もかけがえのない「私のせかい遺産」で、
世界を旅していた時に中米のグアテマラ共和国で買った古い刺繍入りの民族衣装と、
周りの人々が不要になった古着をパッチワークして友人のアーティストが作った、
世界に一つだけのリメイクスカート。
「着るもの遺産」だけでもたくさんの思い出や人々とのつながりを感じ、
お氣に入りの服がさらに愛しくなりました。
まだまだ時間が足りなかった子もたくさんいたので、授業を終えてから
「数回に分けてやればよかったな~」と、ちょっと反省。
特に時間をかけて丁寧に書いていた子たちにとっては、
自分自身や自分の持ち物や経験を見つめ、
整理して味わう時間になったのではないかと思うので、
また来年もこんな時間をつくって一年前と比べて見ると、
成長が見えておもしろいかもしれないな、と思っています。
親子でゲームのようにやっても面白いと思うので、
カンタンで奥深~い「自分のせかい遺産BOOK」づくり、
おとなも皆さんも、ぜひやってみてくださいね!(^_-)-☆
4月から始まる私の「せかい」クラスでは、
またまた新しいオモシロ企画を考え中なので、お楽しみに~(˘︶˘).。.:*♡
来年度も、どうぞよろしくお願いいたしま~すヽ(^o^)丿♪