今週のせかいクラスは再び星山の森へ!
昨年10月の「森のせかい」の旅で、「木の実を拾って木を育ててみよう」という試みに挑戦してみました。http://www.tidepool.jp/blog/lesson/5799
あれから半年経った先月、ついにあの時ポットに蒔いてみた銀杏の実が芽吹いていることに気がつきました!やはり芽吹くのは春だったのですね。Rくんが残った実を全部入れて土をいっぱいにしていたプラ容器の中の銀杏たちもそれより一足早く芽吹いていました。意図しなかった子ども実験成功です。
苗ポットはコンクリートの上に並べてあり、ほったらかしで(笑)、水は雨水のみだったので、乾燥状態だった時期がほとんどだったと思います。芽吹いた数は少なかったのですが、それでも芽吹いてくれていた実が数個あったことに正直感動しました。
芽吹いた芽たちを容器から取り出して並べてみました。土が沢山入って湿っていたRくん実験ポットの実は、葉は出ておらずとも根が既によく伸びていました。子ども達からどうして私のは芽が出ないの?と疑問が湧いてきました。さて、どうしてでしょう?と子ども達に考えてもらいました。
子ども達に銀杏の木はどのくらい大きくなるかも尋ねてみると、あまりイメージがわかない子が多かったので、この木の実たちを落としてくれた銀杏の木にもう一度みんなで行ってみることにしました。
大きな大きな銀杏の木。お父さんとお母さん、どちらの木が雄雌かわかりませんが、立派な2本が立っています。そしてその木の足下を見ると、、なんと銀杏の木の芽がぴょこぴょこ沢山出ているではないですか!!!子ども達はとても喜んで、一人一本ずつ植えることになりました。
そこで銀杏の木の苗床をつくることに。草だらけだった畑エリアの一角をみんなに掘り起こしてもらいました。
他の子ども達には落葉と炭を集めてきてもらいました。
私としてはもう少し丁寧に深く耕してふかふかにしたかったところですが、子ども達が耕し終える(飽きて、、)頃に落葉隊が帰ってきて、子ども達の勢いでそこから一気に仕上げに(^-^; 落葉と炭を撒いて混ぜ込んで、次々順番に苗を植えつけ、時間内に見事に作業完了~(^O^)
今日は鬼ごっこの時間がなかった子ども達。手洗いがてら今日は井戸水遊び。苗の水やりも井戸水でできて、井戸復活ありがたや~。
そして龍神様が翌日の今日も続いて雨を降らせてくれているので、きっとこれで銀杏の木の芽も苗床に落ち着いてくれることでしょう!!自然に感謝、感謝です。
最期の写真は苗床のビフォアーとアフター。次回はもう少し苗床周りをきれいに整えて、看板を立てて完了します。
あ、そうそう。いつもオリジナルなRくんは今回も新たな実験を。。。今度はプラ容器のなかに田んぼのように土と水を沢山入れて、その中に苗を一本入れておりました。さて、この苗はどのように育つのでしょうか。こちらもまた楽しみです(^_^)
明子&フィリップ