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TIDEPOOL OCEAN ACADEMY 「せかい」水曜日

町や砂浜を歩いて、地球の魅力的な「匂い」を探そう!

こんばんは、

今回の授業は、井本由紀先生のゼミに所属している慶應大学の田中・吉賀の合計2名で対面授業を担当しました。



今回のテーマは「におい」
これまで「音」「感触」などと五感を研ぎ澄ませるようなワークをしてきましたが、
今回はどんなことを見つけてくれるのでしょうか。

まずは嗅覚の仕組みについて田中から図を用いて簡単に説明。
みんながその図を興味津々に見つめる中、「においを感じるところって鼻からけっこう離れているんだね」と気づいて言ってくれた子もいました。

みんなで嗅覚の仕組みについて確認したら、早速外へ出て「におい」探し!
一人一人沢山の「におい」を見つけてくれました。

具体的に出てきたものとして、
「花」「草」「煙」「食べ物」「石」「砂」

私自身、石や砂のにおいを感じたことがなかったので、この2つは特に印象的でした。
TIDEPOOLの海辺に位置する点が関係しているのでしょうか?
みんな、大きなものから小さなものまで、自分を包む自然一つ一つに「におい」を見出しているようでした。東京で生まれ育った自分に比べて子どもたちの方が自然との距離感がずっと近いことを感じました。
一方、見つけた「におい」を言葉で表現することには少し苦戦する姿も…
「におい」を探し、見つけた「におい」を言葉にして表現する
今回は文字で書いてもらいましたが、もっといろんな表現方法を試してみたいです。



最後は鬼ごっこ、意識しなくてもいろんな感覚を子どもたちは走り回りながら感じているように思いました。

感覚を研ぎ澄ませることは、身体と心の動きを注視することに繋がると思っています。
「いやだな」「つらいな」「悲しいな」
という感情を身体でも捉えられるようになると、
多少なりとも、生きることが楽になると思います。

今後も、身体性というのをテーマにして、授業をしていきたいと思います。

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