こんにちは!
井本由紀先生のゼミに所属している、慶應義塾大学3年の鈴木海美と鈴木葉音です。
今回は、ジェンダーをテーマに「これって女の子っぽい?男の子っぽい?」と題して、
身近なものから性別を感じる、という体験をしていただきました。
例えばタンポポを見たとき、その色や形や大きさを見て「女の子っぽい」と思うのは、
知らないうちに「女の子っぽいものはこういうものだ」と刷り込まれているからなのでは?と考えたことがきっかけです。
天気が良かったので、
それぞれにバインダーを持って海のほうに向かい、用紙に探したものを書いてもらいました。
公園では様々な植物を見つけました!
赤いブラシのような花や紫の朝顔のような花には「女の子っぽいね」と言ったり、
トゲトゲした松やブロッコリーのような植物には「どちらでもない」と反応してくれました。
松などは「男の子っぽい」と思うかなと想像していたので、意外な反応でした。
最後は、用紙に書いたものを発表してもらおうと思っていましたが、
せっかく開放的な外に出てきたので、みんなで鬼ごっこをしました。
遊具を使って「ここはタッチできないゾーン」を作ったり、みんなで工夫しながら全力で走り回りました。
今回の時間で、みんなに自分の中にある性別の価値観を少し知ってもらえたかなと思います。
今後、性別に関するいろいろな固定観念に気付いていったとしても、
どんなものも受け入れて認め合えるようになる、最初の一歩を手助けできていたら嬉しいです。