こんばんは、
今回の授業は、井本由紀先生のゼミに所属している慶應大学の田中・小谷・吉賀と、学芸大学の小森、そして井本由紀先生の合計5名でオンライン授業を担当しました。
今回、吉賀さんと小森さんは初めての参加。
まずは自己紹介から始めました。
今回のテーマは「未来」
「大気汚染」「地球温暖化」「海洋汚染 」「土壌汚染」「環境問題」
といったキーワードが日々叫ばれているなか、
未来社会はどのようになっているのでしょうか?
私たちが未来社会に与えるインパクトはますます大きくなっています。
この未来社会に影響が大きくなればなるほど、未来を想像する力の重要度は上がってきていると思います。
また「想像力」というのは、常に自分たちのせかいを相対化する味方であると思います。
「想像」という行為によって、生きることがより"楽"になることもあるはず・・・
そこで今回は、「2100年3月9日の絵日記」を書いてもらうことにしました。
まずは「2100年3月9日の絵日記」の書き手となる主人公のキャラクター設定を考えてもらいます。これがみんな大得意。
これまでの授業では「どんなふうに書いたらいいんだろう」と手が止まってしまうこともありましたが、今回はみんな前のめりで書いてくれました。
続いて、絵日記の内容です。
これもみんな得意で、スラスラ出てきます。
なかには、絵日記という形ではなく、口頭で伝えてくれた子もいました。
15分くらい話してくれたよね(笑)
そこで今回出来上がったのが、こんな作品でした。
まず、人間というより、どちらかというと動物に近いキャラクターを書い手としてイメージする子が多かったことに驚きました。
TIDEPOOLの自然や動物に囲まれた環境が影響しているのでしょうか?
都心の同じ学年の子たちにも取り組んでもらいたくなりました。
大学生もチャレンジしてみたのですが、「ムズカシイ・・・」と感じました。
いかに最近、自分で想像力を働かせ、それを絵や言葉にするという行為をしていなかったのか、
思い知らされました。
「未来を想像する力」はより豊かな未来社会を実現するための大きな原動力にもなると思いますし、未来を生きる人々と対話するための重要な要素だと思います。
今回子どもたちが「2100年3月9日の絵日記」を書くときに見せてくれた、
想像力と、素直にそれを形にする力から、私たちが学ぶこともたくさんありました。
次回以降も、またいろんな未来やせかいをみんなと一緒に描いていきたいと思います。