こんにちは
本日の世界クラスを担当した
井本先生のゼミに所属している慶應義塾大学文学部の
こたにかんなです。
今回は、「きけん」をテーマにクラスを進めました。
このテーマにしたきっかけは
私がアルバイトしていた学童保育で、怪我しないために危ないと思われる遊びをすぐに禁止する傾向にある事に疑問を感じたからです。
自然に生きるtide poolの子どもたちは
きっと危険と隣り合わせなことがたくさんあると思います。そんな危険と対面した時にどう回避しているのか、今回はたくさんのことを学ばせてもらおうと思います。
まずはアイスブレイク!
身近な危険についていろいろ聞いてみました。
クラゲやヘビ、マムシにワニ…世界で1番人間を殺してるのは蚊なんだよと教えてくれました。
しかし今回は遊びの中で見つける危険!怪我や事故に気をつけながら遊ぼうとなりました。
まずはビーチで相撲!
体と体のぶつかり合い
はっけよーい、のこったで顔がぶつかる子たちも
「鼻がぶつかった!」「歯に当たった!」といった声も聞こえてきました。
暗くなってきたら公園に移動して
氷おにごっこをしました。
暗闇の中遊具の上を行ったり来たり
滑り台から飛び降りる時に
「足がジーーンってきた!!!」「痛い!」
なんて声も聞こえました。
雨も降ってきて、濡れて滑りそうになる遊具
バランスが崩れそうになりながら目一杯走り回りました。
tide poolに戻ってから、ワークの中の危険を思い出してみます。
相撲で顔と顔がぶつかったこと
滑り台から飛び降りるときに足がジーンってなったこと
走っている時にバランスを崩したこと
怪我につながる危険は意外とたくさん
しかし子どもたちはそれぞれの対処法や回避方法を教えてくれました。
高いところから着地をするときは
・重心を下に意識すること
・膝をしっかり曲げてクッションを意識すること
・つま先で着地すると痛いから、足首を曲げてしっかり地面につけること
走ってて転けそうになった時は
こうやってバランスを取るんだよ
と実践して見せてくれました。
自然に生きる子どもたちはきっと無意識のうちに危険を回避する術を身につけていると思います。
そんなたくさんの知恵を学ばせてもらいました。
また怪我しそうになっても、「たいしたことじゃないよ」とへっちゃらな様子も見受けられました。
きっとその強さも、みんなが培ってきた大切な力なんだと思います。
これからも子どもたちと一緒にたくさんのことを学んでいきたいと思いました。